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ペット不可物件でペットを飼育したときのリスク

こんにちは。
シェアハウス管理担当の西です。

ペットを飼育している人であれば多くの人が考えるであろう、
ペット飼育不可物件での飼育に関する話をお伝えします。

ペット飼育可の物件は2019年8月においても数が少なく、
ペット不可(ペット禁止)の賃貸物件で「バレなければ大丈夫」という考えでペットを飼育している人は一定数存在しています。

ペット不可物件でペットを飼うことはリスクがとても大きく、
精神的な負担も大きいです。

ペット可シェアハウスを運営している会社のスタッフでもある私が説明していきます。

そもそも何故ペット不可にしているのでしょうか?

トラブル防止のため

ペット可の物件のトラブルの多くが、鳴き声・足音・臭い・被毛と飼い主のマナー違反です。
物件だけでなく近隣住民にも被害が出やすくなります。

ペットアレルギーの住人のため

ペットアレルギーの人に健康被害を与えないようにしています。

物件の価値を下げないため

ペット可にすると、修繕やクリーニングでも傷や臭いが残ってしまい物件の価値を下げてしまいます。
改善策としてペット飼育者には入居時に敷金を上げなくてはならなくなり入居自体が減ってしまいます。

※バレたときのリスクは?

【ペットを手放す】
住み続ける代わりに飼ってもらえる人を探すか、保健所に引き取ってもらうことになる。
【強制退去】
契約違反行為になるため、強制退去を求められても反論できません。
【高額な修繕費用】
ペットが傷つけた床・壁・建具等の修繕費用は普通に使用して起きるはずのない損傷なので入居者負担になります。
また、傷が付いてなくても修繕費用を課せられたり、部屋全体の臭いのクリーニング費用を課せられることもあります。
【罰金・損害賠償】
内緒で飼っていたことで罰金の支払い書に新たに契約サインをすることもあります。
ペットアレルギーの住人に健康被害を与えたりなどした場合は最悪損害賠償しなければならなくなります。

※内緒で飼っていてもバレる事例!

【鳴き声・足音・臭い】
バレないと思っていても隣の部屋や上下階の部屋に音で気付かれます。
ペットを飼っている人は臭いに慣れて感じませんが、特に動物嫌いの人は臭いに敏感です。
【散歩・脱走・窓から見える】
散歩を目撃されたり、共用廊下に脱走した際に出くわしたり、猫は窓から外を見ているところを発見される。
【ゴミ】
ゴミにペット用品等入っているのが見えたり、ゴミ自体をカラスに荒らされる。
【緊急時や設備点検の入室】
水漏れや緊急時の入室、建物修繕や設備点検交換の入室でバレる。
【退去時】
退去時に部屋の汚れや臭い・損傷が通常使用ではありえないため、管理会社のプロが見ればわかります。

※まとめ

ペット不可の賃貸でバレないからと思って安易に飼ってもいずれバレます。
バレないようにするため飼育環境が悪くなったり、バレてペットを手放さなくてはならない場合もあります。
また、事故や災害で自分が帰宅できない場合は管理会社もペットの存在を把握していないため何日間も取り残されることにもなります。
ご自身の都合でなくペットのためにペット可物件での飼育を考えてあげて下さい。