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「多頭飼い」って?

「多頭飼い」って?

憧れの「犬たち」「猫たち」に囲まれる暮らし

外を眺めている背中がならんでいるところ

寄り添って眠っている姿

帰宅した私をみんなでお出迎え

追いかけっこをしているところ

はじめはケンカをしていたのに、先輩猫さんが新入り猫さんに
キャットタワーやキャットウォークの通り方を教えているような姿

1匹だけでもかわいいわん🐕にゃん🐈が、何匹も自分にすり寄り膝に乗ってくる。そんな光景全てに幸せを感じます。

ただ可愛いだけではない多頭飼育のメリット・デメリットやその魅力についてまとめてみました。

多頭飼い3つの魅力

✨ 並んでいる姿だけでも心が安まる
✨ 2匹目以降のしつけに手がかからなくなる
✨ お留守番のさみしさ解消

多頭飼いの割合は?

意外と複数のわんちゃん・猫ちゃんと暮らしている割合が高く感じます。
わんちゃんの方が割合が低いのは、一緒にお散歩にいく大変さからでしょうか。

🐕 犬の多頭飼育割合 27.9%(n=1,340)
🐈 猫の多頭飼育割合 60.8%(n=1,412)
※一般社団法人ペットフード協会「令和2年 全国犬猫飼育実態調査(種類_飼育頭数別)」より

多頭飼いのきっかけは?

🐾 1匹では寂しそうなので
🐾 里親募集・保護・ペットショップでの出会い
🐾 先住ペットのきょうだいや親をひきとることに
🐾 ペットロス予防に

みなさん、さまざまな理由で「もうひとつの命」をお迎えを決められています。

多頭飼いを諦めた理由は?

🐾 先住動物との相性がよくなかった
🐾 経済的負担
🐾 居住スペースを確保できなかった

先におうちにきた動物との相性はとても大きな問題です。

多頭飼いにかかる費用は?

基本的には「1頭あたりにかかる費用×頭数」ですが、もちろん個体差があります。

一般社団法人ペットフード協会が発表した「犬猫飼育実態調査」によれば、
1頭あたりの生涯必要経費は犬が約200万円猫は約120万円

人と同じように医療の発達により高齢化が進んでおり、今後は高額になっていくことも予想されます。

保険への加入も視野に入れる時代になりました。

多頭飼いでの苦労は?

🐾 ケンカや食事・飼い主の取り合いで大騒ぎ
🐾 1匹が吠えると、つられて他のわんちゃんたちも吠えてしまう
🐾 隔離が必要になることも
🐾 トイレ・抜け毛の掃除が2倍以上に
🐾 先住動物がストレスで体調を崩してしまった
🐾 一度にお散歩に行くのはちょっと大変

多頭飼いのポイント

わんこ編

🐕 年齢差は4~5歳差がオススメ
🐕 オスとメスのように、違った性別の組み合わせがおすすめ
🐕 去勢・避妊手術はお迎えする前に済ませておくとスムーズ
🐕 飼い主さんの愛情の奪い合いにならないように、それぞれのケアをしっかり
🐕 先住犬を優先することが必要です
🐕 それぞれが安心してくつろげる個別の空間を準備
🐕 しつけはまとめて行わず、人とわんこの1対1で行いましょう
🐕 ワクチンや治療代にはお金がかかります
🐕 飼育経験のある人や動物病院など、正しい情報・アドバイスを得られるようにしましょう
🐕 同じ犬種だとペースが似ていることが多いと言われています

「先住犬が寂しい思いをしないように」と思って新しい子を迎えても、
飼い主さんと過ごす時間が減ってしまっては先住犬にとっては逆効果です。
まずは先住犬を優先し、それからみんなに平等に愛情を注ぎましょう。

わんちゃんはお散歩が必要です。
費用や住む場所だけではなく、人手がしっかり確保できてからの多頭飼育をオススメします。

にゃんこ編

🐈 先住猫も新参猫も、お互い猫好きなタイプであることが大切
🐈 先住猫が猫見知りタイプなら、あとからお迎えする猫ちゃんも似たような性格のほうがオススメ
🐈 お互いが5歳以上だと、それぞれの生活や性格が確立しているので慣れるのが難しい
🐈 先住猫が高齢期・老齢期を迎えたあとは子猫のお迎えが疲労・ストレスになることも
🐈 相性があえばお互いが遊び相手になり、寂しさを解消
🐈 オスとメスなど、異性同士の組み合わせは仲良くなりやすい
🐈 去勢・避妊手術はお迎えする前に済ませておくとスムーズ
🐈 トイレの数は猫ちゃんの数+1つあると良いとされています
🐈 それぞれが隠れることのできるスペースを確保
🐈 新旧の猫ちゃんが一緒にいる時は先住猫を少しだけ優先しましょう

猫が求めているのは、友達ができることよりも「飼い主さんの愛情」を独占すること。
先住猫にとって新参猫はライバルともいえます💥
基本的にはコミュニケーションはすべて先住猫を優先しましょう。

猫ちゃんとの暮らしは、広さよりも高低差が重要です。
「キャットタワーを増やすのは大変!」というときは、机やテーブル、カーテンレールなどを利用して、
多頭飼いで暮らすみんなが遊びやすいお部屋づくりを心がけてくださいね。

多頭飼育のメリットは?

🐕犬の場合

じつは自分が犬だと自覚していないことが多いそう。

たしかに家族の中で人間と自分を含めた順位をつけるという話もよく耳にしますね。
さらに1匹だけで飼育すると溺愛されることが多いため、より一層人を押しのけて
「群のリーダーは自分だ」と勘違いしてしまうなんてことも。

しかし多頭飼いの場合は仲間の犬がいるため、自分も犬だと自覚できるようになるんだそうです。

さらに1匹目のしつけをきちんとしておくと、後からお迎えしたわんちゃんが
まねをしてくれるので2匹目以降のしつけがスムーズというメリットもあります。

🐈猫の場合

なんといっても猫の場合は遊び相手ができること。
「犬に比べて猫はひとりでも大丈夫」と言われがちですが、本当は繊細で寂しがりやさんな生き物なんです。

飼主さんがいない間ひとりぼっちでいるよりも、
ときどきくっついて眠ったり、追いかけっこをする様子は、人にとっても癒やしとなります。

ペット同士のコミュニケーションの重要さ

生体販売でお迎えした動物は、親やきょうだいから幼い頃に引き離されてしまうため、
犬同士・猫同士のコミュニケーションがとれなかったり、
じゃれるときの力加減が分からなかったりすることが見られます。

多頭飼育で先輩ペットから学ぶことで、上手に人と遊ぶこともできるようになるというのも大きなメリットです。

動物と人、それぞれの幸せ

複数の犬や猫に囲まれて暮らすのは、きっと楽しいに違いありません。

一方、わんこやにゃんこ、もちろんそれ以外の動物たちの幸せは、飼い主さん次第です。
動物・人の両方にとってメリット・デメリットをよく考えて、後悔のないペットライフを送りましょう。

さいごに

オンコのシェアハウスなら1室につき3匹まで飼育可能🐕🐈🐕

また、一般のアパート・マンション・戸建でも多頭飼育ができるかどうか、徹底的に調べます!

みんなが一緒に暮らせる、幸せなお部屋探しはオンコにおまかせくださいね😊🏡✨
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このページは環境省自然環境局「動物の愛護と適切な管理」のパンフレット
「もっと飼いたい?」に基づき、スタッフの経験などを元に作成いたしました。

環境省パンフレット「もっと飼いたい?」のDLは下記URLからどうぞ

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2305a/full.pdf