愛犬家の住まいに関する悩み、3大ポイント
◇床の滑り ◇ニオイ ◇キズ・汚れ
愛犬家の多くが不安に感じ心配しているのが関節疾患です。
多くは遺伝性と言われていますが、環境要因によっても発症してしまいます。
その原因は、「肥満」「床の滑り」「段差」が主なものとして挙げられます。
小型犬や中型犬には膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)、大型犬には股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)が増えています。そして、もっとも怖いのが椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)です。
室内飼育の増加に伴い増えているのが皮膚疾患です。
シックハウス症候群は犬にもあり、ホルムアルデヒドなどの影響も受けやすいです。
また、犬は人間よりも皮膚が弱いので、冬場の温風ヒーターなどにより直接肌に風が当たり続けると乾燥肌から皮膚疾患になってしまうケースもあります。
「ニオイ」「キズ・汚れ」は、床や壁を消臭効果、あるいは傷のつきにくいものに変えれば大丈夫と思われがちですが、例えばトイレのしつけが出来てなければ、いくら床材や壁紙を変えても悩みの解消にはなりません。また、噛み癖などの習慣が原因でキズだらけになってしまう場合もあります。こんな場合は、本質的な原因を解決する「犬の育て方」が対処方法として不可欠です。