
新生活に向けて、ペットと一緒に上京してきたという人も多いのではないでしょうか。
不安もある新生活であっても、愛したペットと一緒ならば寂しくはありません。
ただ、「一人暮らしでペットを飼うこと」は、「ほかの家族がいる環境でペットを飼うこと」とはまったく異なります。
ここでは、「上京してきて、一人暮らしで、通勤あるいは通学をしている上京で、ペットと暮らしていくこと」を想定し、その際に買っておきたい雑貨・家電を解説していきます。
脱臭機は良いものを選びたい

ペットとともに上京して一人暮らしをする人の多くは、ワンルームマンションなどの比較的狭い部屋を選ぶことと思われます。なぜなら都心部は、地方に比べて家賃も高いからです。
この場合、「脱臭機」がほぼ必須となります。部屋数の多かった実家や地方に住んでいたときとは異なり、東京の場合はペットと飼い主が同じ部屋で過ごす時間が非常に長くなるからです。ペットのトイレがある部屋で日々の食事をとることになる人も珍しくありません。
そのため、脱臭機はある程度良いものを選ぶことをおすすめします。また、部屋のスペースの問題もあるので、小型のものを選択しましょう。自分の部屋の広さを考えて、ちょうどよいものを選んでください。
自動給餌機・自動給水機もあれば安心

一人暮らしの場合、「残業で遅くなるのでほかの家族にえさやりを頼む」ということができません。また、新生活をスタートさせる場合、えさやりをお願いできるような親しい友人や親せきがいないというケースも多いことでしょう。
ペットは、その種類や年齢にもよりますが、子犬の場合は1日に4~5回程度の、年を取った犬の場合は1日に3~4回程度の食事を必要とします。成犬の場合であっても、1日に2回の食事が必要です。朝は飼い主があげるとしても、夕方の食事をあげるのが時間的に厳しいという状態に陥ることはあるかと思われます。
そのような状況をフォローしてくれるものとして、「自動給餌機・自動給水機」があります。
自動給餌機・自動給水機の性能はそれぞれの製品によって異なりますが、タイマーセットで給餌ができるものやアプリで給餌ができるものなどがあります。また、自動給餌機のなかには、あげる量を5グラム単位で調整できるようになっているものもあります。これを使えば、ペットの状態に応じてあげる量を調整できるでしょう。
ちなみに現在は、自動給餌機・自動給水機の2つが一体化しているものもあります。
さらに、自動給餌機・自動給水機にカメラ機能がついているものもあります。これを使えば、リアルタイムでペットの様子を知ることができます。
なお、自動給餌機・自動給水機は「いつでも新鮮なエサや水をあげられる」「食べ残しや飲み残しが出にくい」というメリットもあります。実際に、自動給餌機・自動給水機に変えてから、ペットの食いつきが良くなったとする声も上がっています。
自動給餌機・自動給水機の選択肢は非常に豊富であり、値段もピンからキリまであります。安いものは1000円を切る金額で販売されている一方、高いものでは30000円近くの値段がつけられています。どれくらいのものを導入するかは人によって判断が異なりますが、「家にいない頻度はどれくらいか」「どこまでの性能が必要か」などを考えて選んでいくとよいでしょう。
ケージはペットにとっての安全地帯でもある
ペットを愛している人のなかには、「ケージに入れるなんてかわいそう」と感じる人もいるかもしれません。
しかしケージは、留守中の部屋を荒らされないようにするものであると同時に、ペットにとっての「安全地帯」になるものでもあります。
「自分の空間」であるケージのなかでなら、落ち着いて過ごせるというペットも多いものです。
ケージは、外の見えない場所に置くようにします。外が見える空間に置いておくことで喜ぶペットもいますが、ほかの動物が通りかかるときに不安に思うペットもいるからです。
また、カーテン(覆い)がついたものもありますから、ペットの性格によってこれを使うのも良いでしょう。
ケージを買う場合は、「部屋全体の広さ」「ペットの大きさ」をよく意識して選ぶようにしてください。あまりにも小さいものはペットの動きを制限し、ペットにストレスをもたらしてしまいますい。しかし大きすぎるものだと、一人暮らしの部屋を圧迫してしまいます。ペットにとっても人間にとっても「ちょうどよいサイズ」を選びましょう。
キャリーはリュックタイプがおすすめ

一人暮らしで動物を飼うときには、「ペットキャリー」が今まで以上に重要になります。
都心部で一人暮らしをしている人の多くは、車を所有しない生活になるでしょう。そのため、「災害時のときの持ち出しグッズを、車に置いておく」「避難所が使えないときに、車で生活する」ということができません。そのため、いざというときにすぐに持ち出せて、団体生活でも周りの迷惑にならないようなある程度大きめのペットキャリーを用意しておく必要があります。
ペットキャリーには数多くの種類がありますが、一人暮らしの場合はリュックタイプになるものが便利です。すべての防災グッズを一人で運ばなければならない一人暮らしの人であっても、リュックタイプのペットキャリーであれば両手が空きます。また、手にもって運ぶのに比べて重さを感じにくいので、女性でも運びやすいといえます。
なかには、ペットの食事などを入れておきましょう。
一人暮らしでペットとともに過ごすためのアイテム、知っておきたいものですね。
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