
ライフステージや人間関係の変化によって、引っ越しをしなければならなくなることはよくあります。
引っ越し先を決めるためにはある程度時間をかけるのが望ましいのですが、そうはいかないときもあるでしょう。そんなときにはどうすればよいのでしょうか?
ペットを多頭飼いしている人が常に意識しておきたい、「今の家に住めなくなったときの対策」について解説していきます。
今の家に住めなくなった! 駆け込み寺はちゃんとある?

「同棲・結婚をしていた人と別れることになった」「広い部屋を友だちと2人で借りて一緒に住んでいたが、彼女が出ていくことになった。家賃を1人で払うのが苦しい」「急遽転勤を命じられた」のような状況で、今の家をすぐに引き払わなければならなくなることがあります。
自分1人の身軽な状態であれば、新しい引っ越し先を探すのも簡単です。しかしペットを多頭飼いしていると、物件探しに難航することもよくあります。そもそも多頭飼いOKとしている賃貸物件はそれほど多くありません。「今すぐに入れるところ」という条件を設定すれば、さらに難易度は上がるでしょう。
このためペットを多頭飼いしている人は、日ごろから「転ばぬ先の杖」として「今の住まいに住めなくなったときの駆け込み寺となる物件」を探しておくようにしましょう。
「駆け込み寺」を探すときに意識したいこと

「駆け込み寺」を探すときには、以下の点を意識して探すことをおすすめします。
・何匹までペットが飼えるのか
・防犯及び防災設備が整っているかどうか
・初期費用の有無
・いつ入れるのか、いつ退去できるのか
ひとつずつみていきます。
「多頭飼いOK」としている物件であっても、「2匹までならOK」「猫なら3匹までOK」などのような条件を設定している物件もあります。そのため物件を探す際には、「その物件は何匹までならOKとしているか」を必ず確認するようにしてください。
また、防犯や防災設備についても確認しておきたいものです。安全で安心できる家であるかは、ペットにとっても人間にとっても非常に重要です。防犯カメラが備え付けられているかをまず確認しましょう。また、ゴミ捨て場を見るとその物件に住む人の民度が分かります。ゴミ捨て場が荒れているところは避けた方がよいでしょう。
初期費用についても確認しておくようにしてください。
急な引っ越しの場合は予定外の時期に大きなお金を動かすことになるため、費用面で頭を悩ますことになる人もいることでしょう。
そのため、できれば敷金・礼金・仲介手数料がかからない不動産を選びたいものです。
審査に1週間も2週間もかけられない! という状況になることもよくあります。そのため、駆け込み寺として利用する場合、「すぐに入れる物件かどうか」が非常に重要になります。3日以内程度で入居できる物件に目星をつけておくと安心です。
また、「とりあえず住まいを確保して、より良い物件を探す」という人もいるでしょう。このような計画を前提とする場合、1か月単位で契約できる物件を選ぶと無駄がありません。
ペットは人間に頼って生きています。そんなペットを露頭に迷わせるわけにはいきません。「駆け込み寺」にあたりをつけておくことは、飼い主に求められる義務ともいえます。
オンコ不動産では、敷金・礼金・仲介手数料不要で最短3日で入居可、1か月単位で住める多頭飼いシェアハウスを扱っています。お困りの際の駆け込み寺にぜひご利用ください。